上州武尊周辺 赤倉山(1256.8m) 2016年11月5日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 15:15 駐車場所−−15:25 斜面取付−−15:31 尾根に乗る−−16:00 赤倉山 16:05−−16:19 尾根を離れる−−16:25 林道−−16:31 駐車場所

場所群馬県利根郡川場村
年月日2016年11月5日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場林道途中に広場あり
登山道の有無無し
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
ここをクリックしてダウンロード
コメント東側を通る林道から往復。片品村/川場村境界の峠から赤倉川側の林道は赤倉川沿いを含めて車両通行止めだが片品村側は通行可能。ただし路面状況は悪く普通車では峠まで行くのは困難。尾根上は藪は無く歩きやすい




林道途中の鳥獣避けゲート。施錠無しで出入りは自由 林道の状態が悪くなる手前で駐車
普通車で入れないことはないが・・・ 峠まで行かずに斜面を登る
廃林道を横切る 尾根に出る。藪皆無で快適
東側斜面が若い植林帯で展望が開ける 皇海山。普通の形で面白みに欠ける
奥日光〜足尾山塊の展望
日光白根〜錫ヶ岳
左側は自然林、右は植林 赤倉山北尾根への登り
北尾根に乗る。ここも藪無しの快適尾根 赤倉山山頂
三角点 「フジオカT.K氏」のものか?
尾根から見た駐車個所 駐車個所拡大
往路より早めに尾根を下り林道を目指す しかし若い植林帯の藪が酷く右へトラバース
トラバースは廃林道を利用 発達した植林帯に変わってから下へ
駐車場所到着


 赤倉山は上州武尊の南東側に位置する山。常識的に考えて登山道は存在しないと思われる。軽くネット検索すると群馬の巨体、いや巨峰の鎮爺さんの記事が見つかった。それによると南の赤倉川沿いの林道から往復しているが、林道入口でゲートがあって長い距離を歩いている。地形図を見ると北側にも林道があり1090m鞍部を越えて赤倉川沿いの林道に繋がっている。この林道のゲートの有無は不明だが、入口にゲートがあったとしても鎮爺さんのコースより林道歩きは短いだろう。運がよければマイカーで入れるかもしれない。

 丸山を登り終えて赤倉山に向かう。花咲の湯を通過して左の細い舗装道へ入ると林道が始まる。キャンプ場の案内があるのでそこまではゲートは無いようだ。そのキャンプ場を過ぎるとダートに変わるがゲートは登場しない。その代わりに農作物への獣による被害防止のための門があったが開放されていた。この手の門は普通は施錠されていないので通過したが、往路で鍵の有無を確認しておけばよかった。というのもこの近くで林業作業中であり工事車両が入っていたのだ。これで門が開放されていたのかもしれないと思いつつもそのまま奥へと入る。工事車両の駐車スペース以降はかなり路面が荒れるがどうにか普通車で走行可能。最初の200mくらいが厳しいが、それを越えると普通に走行可能な路面となる。しかし樹林が開けた場所を過ぎると急激に道が悪くなりこれ以上深追いすると痛い目を見そうで車はここまでとし、先ほどの伐採地の広場に車を置いて歩くことにした。

 林道を歩き始めると200m程度で路面状況が良くなるが、歩いても大した労力ではないのでいいだろう。地形図を見ると峠まで歩くと尾根を逆戻りするような形になるので、途中の斜面を適当に登ることにする。駐車場所からしばらくは植林して数年程度の若い木ばかりで、まだ背が低く日当たりがいいので藪も元気がいい。こんな場所は避けて発達した背の高い植林帯に変わってから登るのがお得だ。こちらは地面付近の藪はほとんど無く自由に歩ける。

 廃林道を横切ってなおも登ると峠に続く尾根に到着。結構なショートカットができただろう。尾根上も藪は皆無で歩きやすい。これが北信だったら少なくとも笹は登場しているだろう。緩やかな尾根を進むと右手が伐採された斜面に変わり展望が開ける。尾瀬から奥日光、足尾の山々が見渡せる。ここから見る皇海山は東から見た顕著な尖った形ではなく、南北方向から見た牛の背のようなゆったりした形でもなく、平凡な丸い頭でしかなかった。

 山頂から北に伸びる主尾根へ乗っても藪は皆無で快適な自然林の尾根が続く。2つ小ピークを越えると広い赤倉山山頂。ここも山頂標識は見当たらないが「フジオカ T.K」さんと思われるリボンが残っていた。残念ながら樹林に囲まれて展望はない。

 帰りは基本的には往路を辿ったが、なるべく早く林道に出ようと尾根直下で新しい植林帯が終わり発達した植林帯に変わる境界を下ってみた。しかし残念ながら発達した植林帯は林道まで繋がっておらず、標高1120mより下は新たな植林帯で藪が酷い。距離が短いと思うので藪を突っ切ってもいいのだが、刺を含む藪がありそうな気配で素直に迂回することにした。新たな植林帯と古い植林の境界には廃林道があるのでこれで横移動。藪がきれいに消失した古く背の高い植林帯で下に移動して林道に出た。

 駐車場所に戻り林道をゆっくりと下る。心配なのは林業作業が終わって獣避けの門が閉まり施錠されている可能性があること。今の時期は夕方5時くらいで暗くなるのでそのくらいまで作業をやっていると予想したが、工事車両はすでに消えていて門は閉じていた。車から降りて恐る恐る門のロック機構を観察したが、幸いにして鍵は無く自由に開閉可能だった。よかったぁ。通過後はきちんと扉を閉めるのを忘れない。門を過ぎれば舗装道路までもうすぐ。

 

都道府県別2000m未満山行記録リスト

 

2000m未満山行記録リスト

 

ホームページトップ